機能性化学品部

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パージ剤選定のフローチャート

フローチャート

※Check 1

パージ剤もベースが樹脂である以上、適した温度帯があります。
適した温度より高温で使用した際、液状化をおこしホッパー下部でのブロッキングを引き起こす原因にもなります。
逆に適した温度より低温で使用した際はスクリューに噛み込まない上にスクリューを傷つける事もあります。

 

※Check 2

基本的にパージ剤の選定には後樹脂との相溶性が重要です。
相溶性が悪い場合、パージ剤の残渣からクラック、層間剥離の原因になります。
またバレル内にも残りやすくなります。  
ただし、ゴム・タルク入り樹脂の場合はこれに限りません。

 

※Check 3

使用する用途によって、選定するパージ剤は変わります。
例えば、バレル内の炭化物を除去する為にフィラー入りのパージ剤を使用することはありますが、フィラーの残渣の 問題がある為、ホットランナーには使用できません。
また 色替・樹脂替に使用できても炭化物除去のできない物もあります。
総合的に見て判断し選定してください。

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